Effect etc.
ワクチンを接種することで得られる効果と、
接種に伴って起こりうる副反応について解説します。
新型コロナウイルス感染症の重症化等の予防を目的として接種します。
ワクチンごとの情報について
ファイザー社のオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)
モデルナ社のオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)
第一三共社のオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)
予防接種法に基づく接種が終了したワクチン
・アストラゼネカ社の新型コロナワクチン(令和4年9月30日で接種が終了)
モデルナ社の新型コロナワクチン(1価:従来株)(令和5年2月11日で接種が終了)
ファイザー社の新型コロナワクチン(1価:従来株)(令和5年9月19日で接種が終了)
モデルナ社のオミクロン株対応2価ワクチン(従来株/オミクロン株)(令和5年9月19日で接種が終了)
ファイザー社のオミクロン株対応2価ワクチン(従来株/オミクロン株)(令和5年9月19日で接種が終了)
武田社の新型コロナワクチン(ノババックス)(令和5年12月25日で接種が終了)
■起こりやすい副反応
新型コロナワクチン接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状(注射した部分の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢等)が現れることがあります。こうした症状の大部分は、接種の翌日をピークに発現することが多いですが、数日以内に回復していきます。
■副反応疑い報告の趣旨
接種後に生じうる副反応を疑う事例について、医療機関に報告を求め、収集しています。
ワクチンと関係があるか、偶発的なもの・他の原因によるものかが分からない事例も数多く報告されます。
詳しくは 新型コロナワクチンの副反応疑い報告について(厚生労働省のサイトへ)をご覧ください。
また、厚生労働省の分科会や審議会において、ワクチン接種順位や有効性・安全性等について議論されています。
詳しくは 新型コロナワクチンについての審議会・検討会(厚生労働省のサイトへ)をご覧ください。
一般的に、ワクチン接種では健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)は極めてまれです。しかし、健康被害が発生した場合に備えて救済制度が設けられています。この新型コロナワクチン接種についても適用されます。
予防接種健康被害救済制度(厚生労働省)
ワクチンを接種することでその病気(ウイルスや細菌)に対する免疫が作られ、病気になりにくくしたり、重症化を予防することができます。また、多くの人が接種を受けて免疫を獲得していると、集団の中に感染者が出ても「集団免疫効果」によって感染が広がらず、流行を予防できます。さらに、ワクチンを接種することができない人を守ることにもつながります。
大きく分けると「個人を守る」、
「社会を守る」ことの2つの役割があります。
● ご自身が病気にかからないようにする
● ご自身が病気にかかっても症状が軽く、重症にならないようにする
● 身近な人に病気をうつすことを防ぐ
ワクチンの接種後には、免疫ができるなど効果をもたらす一方で、
有害事象と副反応はどちらもワクチン接種をしたあとに起こった症状に対して使用される言葉です。
ワクチンの接種と因果関係が認められたものを「副反応」といいますが、しばしば混同されたり、誤解されて使用されていることがあるため注意が必要です。
ワクチン接種後に起こること
※ワクチンが原因ではないことも含む
〈例〉
ワクチン接種の翌日に
自転車にぶつかってけがをした。〈例〉
発熱、注射を打った箇所の痛みなど