2022.10.13
オミクロン株対応2価ワクチンについて BA.1対応型からBA.4-5対応型へ切り替えます

ワクチンの切り替えのお知らせ

9月23日以降、オミクロン株対応ワクチン(従来株/オミクロン株BA.1)を接種してきました。

先般、オミクロン株(BA.4-5)に対応した新型コロナワクチンが承認されたことから、今後は、国からオミクロン株(BA.4-5)対応ワクチンが供給されます。

蒲郡市では、10月15日から順次、BA.4-5対応型ワクチンに切り替えていきます。

 


 

 

集団接種会場

10月15日からBA.4-5対応型に切り替えます。

 

個別接種会場

順次、BA.4-5対応型に切り替えます。

 

 


9月23日からオミクロン対応ワクチンの接種を4回目接種対象者に実施していましたが、

9月28日より、接種対象を「初回接種を完了した12歳以上のすべての方」に拡大します。

接種可能な方へ、順次接種券を送付します。接種をご希望の方は、接種券が届き次第、ご予約をお願いします。

 

 


 

 

オミクロン株対応ワクチンについての主なご質問

 

Q.オミクロン株対応ワクチンは何回接種するのですか。

A.過去の接種歴の違いにより、オミクロン株対応ワクチンの接種が3回目、4回目、5回目になる場合がありますが、いずれの場合でも現時点ではオミクロン株対応ワクチンの接種は1回になります。

 

 

Q.オミクロン株対応ワクチンBA.1を接種した後は、BA.4-5対応型ワクチンを接種するのですか。

A.現時点では、初回接種(1、2回目接種) を完了した方は、3回目接種以降はオミクロン株対応ワクチン(BA.1対応型又はBA.4-5対応型(※))を1回接種することとしています。その後のワクチン接種については、今後、国が科学的知見等の収集に努める中で検討するとしています。

 

 

Q.BA.1対応型ワクチンとBA.4-5対応型ワクチンのどちらのほうが効果がありますか。

A.現時点の知見を踏まえた専門家による検討では、従来株と現在流行しているオミクロン株との間の抗原性の差を比較すると、オミクロン株の中での亜系統間の抗原性の差は大きくないことが示唆されており、オミクロン株対応ワクチンは、オミクロン株の種類(BA.1とBA.4-5)に関わらず、オミクロン株成分を含むことで、従来型ワクチンを上回る効果があること、オミクロン株とオリジナル株の2種類の成分が含まれることで、今後の変異株に対しても有効である可能性がより高いことが期待されています。そのため、その時点でオミクロン株成分を含む接種可能なワクチンを接種するほうがよいと考えられています。

 

 

Q.初回接種(1、2回目接種)はいつまで実施するのですか。

A.新型コロナワクチンの特例臨時接種の実施期間中(令和5年3月31日まで)は、初回接種(1、2回目接種)を実施しますが、オミクロン株対応ワクチンでの追加接種(3回目接種)を希望される方は、年内を目途に従来ワクチンでの初回接種(1、2回目接種)を実施するようにしてください。

 

 

Q.オミクロン株対応ワクチンを初回接種(1、2回目接種)で使用できないのですか。

A.使用できません。オミクロン株対応ワクチンは、現時点で追加接種として臨床試験がなされており、追加接種の用法のみで薬事承認がなされています。今後、新たなデータが得られれば初回接種の用法も含めて薬事承認されることも考えられますが、現時点では、薬事承認に基づき、初回接種としては接種しないこととされています。

 

 

 


オミクロン株対応ワクチンの効果と安全性

■効果

従来型ワクチンを上回るオミクロン株への効果が期待されています

オミクロン株対応ワクチンの追加接種には、オミクロン株の成分が含まれるため、従来型ワクチンと比較した場合、オミクロン株に対する重症化予防効果、感染予防効果、発症予防効果それぞれに寄与する免疫をより強く誘導します。
そのため、オミクロン株に対して、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果とともに、持続期間が短い可能性があるものの、感染予防効果や発症予防効果も期待されています。

 

 

2価のワクチンであることにより、様々な新型コロナウイルスに反応します
異なる2種類の抗原があることにより、誘導される免疫も、より多様な新型コロナウイルスに反応すると考えられます。
そのため、今後の変異株に対して有効である可能性がより高いことが期待されています。

 


■安全性

ファイザー社及びモデルナ社の2価ワクチンの薬事承認において、どちらのワクチンも従来型ワクチンとおおむね同様の症状が見られました。
接種後7日間に現れた症状
症状
発現割合 ファイザー社 モデルナ社
50%以上 注射部位疼痛 注射部位疼痛、疲労
10~50% 疲労、筋肉痛、頭痛、悪寒、関節症 頭痛、筋肉痛、関節痛、リンパ節症、悪寒、悪心、嘔吐
1~10% 下痢、発赤、腫脹、発熱、嘔吐 紅斑・発赤、腫脹・硬結、発熱

 

 

 

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